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K-POP界の“伝説”とも称されるガールズグループ BLACKPINKが、ついに約3年ぶりに新曲「JUMP」でカムバックを果たし、世界中で大きな話題となっている。
2025年7月11日に公開されたMV(ミュージックビデオ)は、公開直後から飛躍的な再生数を記録し、ファンを歓喜させた。グループとしては前作『BORN PINK』(2022年9月リリース)以来の新曲であり、BLACKPINKの“第2章”の幕開けを告げる作品として注目を集めている。
今回は、そんな注目の新曲「JUMP」の魅力を深掘りするとともに、彼女たちが3年間の “沈黙期間”を経た背景にも迫っていく。

BLACKPINKが約3年ぶりの新曲である「JUMP」でカムバックを果たし、反響を集めている。彼女たちにとって新曲の公開は2022年9月に発表されたアルバム『BORN PINK』以来で、ファンにとっては待望の瞬間だったと言えるだろう。
待ちに待ったBLACKPINKの新曲「JUMP」の発表に、ファンは歓喜の声をあげて祝福をしている。
この3年間の沈黙の間に、K-POP業界では次々と新しいグループが登場し、トレンドも目まぐるしく変化してきた。そうした状況下で届けられた「JUMP」は、BLACKPINKの音楽的進化を証明するにふさわしい高い完成度を備えている。
BPM140を超えるハイテンポなリズムにエレクトロニックなサウンドを融合させた本作は、耳に残る中毒性の高いトラックであり、これを完璧に表現できるメンバーの実力はさすがであるとの声が多い。
MVは、公開直後から再生回数が急速に伸びており、スタイリッシュな映像美とエネルギッシュな演出が高く評価されている。まだ視聴していない読者は、ぜひ一度チェックしてみることをおすすめする。彼女たちの進化を目の当たりにすることができるはずだ。
今回の新曲「JUMP」がここまで話題となった背景には、音源の完成度だけでなく、その発表タイミングと演出が大きく影響している。
BLACKPINKは2023年以来となるワールドツアー「BLACKPINK 2025 WORLD TOUR」を2025年7月に開幕。初日となった韓国・ソウル公演において、新曲「JUMP」をサプライズで披露し、会場を興奮の渦に包み込んだ。
このサプライズパフォーマンスがSNSを中心に拡散され、瞬く間に世界中のファンコミュニティや主要メディアで話題となった。その後のMV公開とあわせて、グローバルレベルで“BLACKPINK完全復活”のインパクトが浸透した形だ。
最高の出来映えの楽曲を、最高のタイミングで発表するという完璧な流れが、今回の大きな反響をもたらした要因といえる。3年ぶりのカムバックにして、BLACKPINKの勢いはかつてないほど加速している。

BLACKPINKの新曲「JUMP」は、公開直後からSNS上で賞賛の声が殺到している。MVのクオリティはもとより、メンバーそれぞれのダンスパフォーマンスやビジュアル面においても、高く評価されている。
同楽曲は、長年にわたりBLACKPINKのヒット曲を手がけてきたYGエンターテインメント所属のプロデューサー・TEDDYに加え、世界的音楽プロデューサーDiploが関わったとされており、サウンド面でもこれまでにない新機軸が見られる。
一部では「これまでのBLACKPINKらしさが薄れた」との意見も見られるが、これは逆に進化の証とも言える。新たな挑戦を恐れず、自分たちの音楽性を更新し続ける姿勢は、高く評価されるべきである。
彼女たちは今、新たなフェーズに突入した「次世代のBLACKPINK」として、さらなる可能性を提示している。

BLACKPINKがグループとして音楽活動を休止していた約3年間。その空白の理由には、主に以下の3つの背景があると考えられている。

ジェニーはソロ歌手としての地位を強化している。
特に楽曲「LIKE JENNIE」はリリース直後から大きな話題を呼んでおり、音楽配信チャートやYouTubeの再生回数でも好調な結果を残している。
リサは海外での楽曲プロデュースやファッションブランドとのコラボレーションを展開。ジスは本格的な女優業へとシフトし、ロゼは音楽活動に加えて多くのグローバルブランドアンバサダーとして活動してきた。
グループの枠を越え、それぞれが個性と才能を発揮することによって、BLACKPINK全体としての価値もさらに高まったと言える。

活動停滞の一因となったのが、所属事務所YGエンターテインメントとの契約更新に関する交渉の長期化である。2023年以降、BLACKPINK各メンバーと事務所との契約状況について様々な報道や憶測が飛び交い、グループとしての存続すら危ぶまれていた時期もあった。
最終的には、グループ活動を継続する方針に落ち着いたとされ、個人とグループの活動を柔軟に両立できる新体制が整ったことで、BLACKPINKとしての再始動が可能となった。

BLACKPINKは2022年から2023年にかけて、30都市以上を回る大規模なワールドツアー「BORN PINK WORLD TOUR」を敢行し、タイトなスケジュールにより肉体的にも精神的にも極限の状態にあったとされる。
そのため、メンバー全員が一定期間の休息・リフレッシュを必要としたのは自然な流れである。むしろ、あえて“立ち止まる”ことで、次の進化へ向けたエネルギーを蓄えることができたと言えるだろう。
この沈黙期間を経たことにより、新曲「JUMP」は非常に高い注目と期待を集め、そのハードルを見事に乗り越えた。BLACKPINKは、自らの進化を証明するかたちで完全復活を果たしたのだ。

BLACKPINKは現在、2025年7月より世界各地でのワールドツアーを展開しており、その一環として行われる日本公演のスケジュールも明らかになっている。
以下は、東京ドームにおける3日間の公演日程である。
| 日付 | 開場 | 開演 | 会場 |
| 2026年1月16日(金) | 16:30 | 18:30 | 東京ドーム |
| 2026年1月17日(土) | 16:00 | 18:00 | 東京ドーム |
| 2026年1月18日(日) | 14:00 | 16:00 | 東京ドーム |
また、下記のニュース記事では、メンバーのリサがアメリカのバラエティ番組で、BLACKPINKのメンバーたちとスタジオでレコーディングを行ったエピソードを話している。この当時から、ニューアルバム発売の噂がささやかれており、近々ファンにとってうれしい発表があるかもしれない。
リサ、BLACKPINKメンバーたちとスタジオ入りしていたと明かす(Billboard JAPAN) – Yahoo!ニュース
グループ活動の本格再開と並行して、各メンバーのソロ活動も継続する見込みだ。
久々にBLACKPINKの新曲を多く聞ける季節が来るかもしれない。

およそ3年ぶりとなるグループとしての新曲「JUMP」によって、BLACKPINKは再び世界のトップシーンに返り咲いた。音楽、パフォーマンス、ビジュアルのすべてにおいて、ひとつ上の領域へと到達した印象である。
沈黙の時間を経て、強化された個々の表現力とグループとしての結束力。それらが存分に反映された今回のカムバックは、BLACKPINKの“第2章”の幕開けを象徴している。
今後のワールドツアー、ニューアルバム、目まぐるしいソロ活動──そのすべてが、BLACKPINKというグループの持つ可能性をさらに押し広げていくに違いない。
世界が再び、BLACKPINKに酔いしれる時が来た。彼女たちの新たな物語に、引き続き注目である。