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アーティストのiyoが、2025年12月31日にファーストアルバム『Slow Down』をリリースすることが発表された。今作は全12曲を収録し、ビートメイクからレコーディング、ミックス、マスタリングまで、すべてを自身で手がけた完全セルフプロデュース作品となっている。
制作は2025年5月から本格スタート。アルバムのために制作された楽曲は102曲にのぼり、その中から厳選された12曲が収録される。本作でiyoは、自身の心の揺れや思考、迷いと希望といった内面を、音楽という形で丁寧に表現している。
タイトルの『Slow Down』には、ただ立ち止まるという意味合いだけではなく、心の揺れやその瞬間の空気感を感じ取るという意味が込められており、“その瞬間ごとの感情や景色”を切り取っていくことを意図しているという。

発売日:2025/12/31
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トラックリスト
1.hold your breath
2.ASS
3.what do you mean
4.Horny
5.RnB HOTEL
6.still hurts
7.I Need It
8.like a moon
9.miss
10.oo
11.gwen
12.gimme love
オープニングを飾る「hold your breath」は、互いに惹かれ合う2人の距離感や緊張、そして甘さを描いた楽曲だ。理性と欲望が交錯する一瞬を、落ち着いたビートと官能的な言葉で描き出し、リスナーを『Slow Down』の世界へと静かに誘う。
続く「ASS」では、灯りを落とした部屋で感情がゆっくりと熱を帯びていく夜が描かれる。理性の輪郭が曖昧になるにつれ、奪われていくのは身体だけでなく心そのもの。センシュアルでありながら脆さも孕んだ表現が、夜の奥へと踏み込ませる。
過ぎ去った恋の記憶を静かに見つめる「what do you mean」、アフロビートとR&Bが交差するグルーヴが印象的な「Horny」、寄り添う時間の温度をロマンティックに切り取る「RnB HOTEL」など、感情の振れ幅を鮮やかに描きながら、トラックメイキングの確かな手腕も随所に感じさせる楽曲が並ぶ。
アルバム中盤では、癒えきらない痛みをギターの響きに重ねた静謐な「still hurts」、依存に近い恋心をストレートに吐き出すダーク・ラブソング「I Need It」、優しいメロディに揺れる想いを託した「like a moon」、そして終わってしまった恋への未練と自己嫌悪を内省的に綴る「miss」へと展開。透明感のある歌声で、多様な愛のかたちを丁寧に歌い分けていく点も本作の大きな魅力だ。
終盤の「oo」では、曖昧に揺れる感情の只中で真実を探し求めるような、ダークで幻想的な世界観が広がる。続く「gwen」は、幼い頃から心を惹きつけてきたヒーロー作品『アメイジング・スパイダーマン』の世界観に着想を得た楽曲。単なるフィクションへのオマージュにとどまらず、その作品とともに育まれてきた感情や記憶を映し出す、きわめてパーソナルなトリビュートソングとして深い余韻を残す。
ラストを締めくくる「gimme love」は、普段はなかなか言葉にできない“ありがとう”や“愛情”を、少し照れながら英語を織り交ぜて真っ直ぐに伝えるラストソング。アルバム『Slow Down』の物語を、優しさと安心感でそっと包み込み、静かに余韻を残すエンディング・トラックだ。

9歳から地元・八王子でダンスを始め、16歳でダンス&ボーカルグループ「VOYZ BOY」に所属。2.5次元舞台『ヒプノシスマイク』などへの出演を経て、2022年10月にシングル「Feel Like」でソロデビューを果たす。
2025年にはビートメイク、ミックス、マスタリングを独学で習得し、同年12月31日、すべての工程を自身で手がけたファーストアルバム『Slow Down』をリリースした。