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写真:JET
「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」で注目を集めた藤牧大雅が、9月3日に東京・ヒューリックホール東京で自身初のファンミーティングを開催した。企画・構成から当日の演出まで、自ら手がけ、会場費はオーディションの合間に続けたアルバイト代から捻出していたことも大きな話題となった。
幼少期からダンスを始め、JYPの練習生として韓国で研鑽を積み、「Nizi Project Season 2」「BOYS II PLANET」「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」と3度の大型オーディションに挑戦。ダンス、ラップ、作詞をこなす実力派として知られる。現在はオリジナル曲「Island」を各配信サイトとYouTubeで配信中だ。
本稿では、ファンミーティングに込めた想いや、オリジナル曲「Island」の制作背景について、藤牧本人に話を聞いた。
—— 番組が終わってからの反響を、率直にどう受け止めていますか。
藤牧大雅 今回の「日プ 新世界」を終えて、ファンの方々からたくさんの愛と応援を感じることができたのが、素直にとても嬉しかったです。

—— これまでいくつかのオーディション番組に出演されてきましたが、今回の「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」を経て、自分の中で変わったと思うことはありますか。
藤牧大雅 今まで僕は、ひとりで夢を追いかけているイメージだったんですけれども、今回ファンのみなさんと出会うことが出来て、僕の夢がひとりで追っている夢じゃないんだなということを感じることができました。
「Nizi Project Season 2」が終わったときは、僕がSNSをやっていなかったこともあって、実際にどれだけのファンの方が応援してくださっているのか、実感としてわからない部分がありました。「BOYS II PLANET」のときは、韓国での撮影でしたし、日本人の出演者が少なく、もともとデビュー経験のある練習生も多くて、自分とは最初からスタートラインが違う人たちがたくさんいました。そんな中で戦ってきたので、応援の存在を心から実感できたのは、今回の「日プ 新世界」が初めてでした。今まで応援してくれた人たちが、実際に会いに来てくださったんです。”大雅”という名前のボードやうちわを持って応援してくださって。その光景を見たときに、やっと実感が湧いたというか。だからこそ、もっと自分を発信していかないと、と思えました。もっと大きなステージに立っている姿を、応援してくださる方々に届けたいという気持ちが強くなりました。

—— それぞれのサバイバル番組の違いや面白さを、出演者目線で教えてください。
藤牧大雅 僕は、サバイバル番組の醍醐味は、たくさんの練習生が初対面する瞬間だと思っています。ドキドキとワクワクと緊張が入り混じった、その時でしか味わえない、あの感情が一番面白いですね。番組ごとの違いは、個人的には特にないように感じています。サバイバルオーディションって、結局は、どれだけカメラに”捉えたい”と思わせられる振る舞いができるか、どれだけ番組に映してもらえるかが、勝ち残っていくために重要なのかなと思います。
—— 藤牧さんは、他の練習生の良さを引き出すのもお上手ですよね。
藤牧大雅 どうしても番組って、その人が実際どうだったのかまでは映しきれない部分があるかなと思っています。だから、一緒にやってきた練習生の良さが伝わらないのは、なんだかもったいないなと思ってしまって。”この人にはこんなにいいところがあるんだ”って、つい自然と言いたくなってしまうところがあるのかもしれません。
—— なぜファンミーティングを開こうと思ったのですか。しかも入場無料というところに驚いた人も多かったと思います。
藤牧大雅 今回は特に、”もちたい”の皆さんからたくさんの応援と愛をいただいていたので、とにかくこの感謝の気持ちを伝えたい、少しでも恩返しがしたいという思いがありました。ちょうど貯金も貯めてあったので、このお金は今まで応援してくださったファンの方々のために使うのが一番だと思って、今回開かせていただきました。

—— 会場をヒューリックホール東京にした理由を教えてください。「もっと費用を抑えられる場所もあるのに」という声もありましたが、あえてあのホールを選んだ意図は?
藤牧大雅 会場を何箇所も調べた中で、パッと見た瞬間に”ここでやりたい”と思えたのがヒューリックホール東京だったんです。素敵な会場だなと、ピンときました。予算や条件の面でもできると判断できましたし、もし自分がファンの立場だったら、ヒューリックホールでファンミーティングをやると聞いたら、すごくワクワクするだろうなと思って。まず僕自身がワクワクした会場だったので、ここしかないと決めました。今回の一番の目的は、ファンの皆さんに感謝を伝えることでしたから。

—— 企画からパフォーマンスまで、ほぼ一人で動かしたそうですね。準備で一番苦労したのはどこでしたか。
藤牧大雅 最初は本当に、僕ひとりだけでやろうと思っていました。でもありがたいことに、たくさんの方からご協力のご連絡をいただけて、今では思っていた何倍も素晴らしいファンミーティングにできる自信がつきました。一番苦労したのは、やっぱりひとりで大きなホールを埋めないといけないので、体力作りだったり、魅せ方や曲の順番だったり、パフォーマンス面で色々と試行錯誤したところです。周りの友達にも、”こういうことをやろうと思うんだけど、どうかな”と相談したりして。”この曲より、こっちのほうがいいんじゃない”とアドバイスをもらって、”確かにそうだね”と。いろんな方の意見をいただいて、今回のセットリストや構成、企画ができあがったのかなと思います。
—— 衣装はどのような基準で選ばれたのですか?
藤牧大雅 僕は赤色が好きなので、最初は赤で登場したいなと思いまして、スタイリストさんに”こういう赤でお願いできたら”とイメージをお伝えしました。今までのオーディション番組では、結構暗めのカラーの衣装を着ることが多かったんです。だからこそ、こういう場では自分の好きな色を着られたら嬉しいなと思って、選ばせていただきました。衣装チェンジしたあとは白にしました。白だと、かっこよく見えるかなと思ったのと、スーツっぽいスタイリッシュな感じが、自分の好みでもあるんです。
—— ネット上では藤牧さんの”垢抜け”についても多く語られていました。具体的にやってきたことを教えてください。
藤牧大雅 もともと僕自身が結構太りやすい体質なので、普段の食事から気をつけるようにしています。今は基本、1日2食で、夜は炭水化物を少なめに、朝はしっかり多めにサラダやフルーツも食べる感じにしています。朝食べてからは、少し早めの夕方、5時くらいに夕食をとる感じですね。夕食はタンパク質を少し多めにするようにしています。甘いものが欲しくなったときは、色んな味のオイコスのプロテインを飲んで、なんとか追い越してます(笑)。
—— オイコスだけに(笑)最近お気に入りの美容アイテムなどはあったりするんですか。
藤牧大雅 最近は特に暑いので、日焼け止めは必ず毎日しています。スプレータイプの日焼け止めがすごく楽で便利なので、よく使っています。

—— 肌の管理で意識していることとかあるのでしょうか。
藤牧大雅 正直、あまり美意識高くないんです…。化粧品やパックも母におすすめしてもらった物を使っているくらいで自ら調べたりはしないんですよね…。「日プ 新世界」でルームメイトだった練習生の中には、毎日パックをして、美顔器を使って、クリームも何種類も重ねていたメンバーもいて、間近で見ていて僕も美意識もっと高めないといけないなぁっと沢山刺激をもらえました。
—— 身長を伸ばすためにやったこととかあるんですか。
藤牧大雅 それに関しては、特にしていなくて。中2の頃まではすっごく小さかったんです。身長順に整列したらいちばん前の方で、前ならえをするくらいだったんです。それが中3で一気に伸びました。ちょうどコロナで日本に帰っていた時期だったんですけど、普通に学校生活を送りながら、よく寝て、よく食べていたので、横にも縦にも大きくなった感じでした。他の事務所は体重管理とか結構厳しいと思うんですけど、JYPはそれがあんまりなかったんです。もう自己責任というか、自己管理でやりなさい、という方針で。
—— 制作はどのように進めていったのですか。
藤牧大雅 いきなり歌詞を書き始めるわけじゃなくて、まずは自分が今思っている感情、普段は言葉にできないようなことを、ノートにバーっと箇条書きで書き出していくんです。思っていることを全部、とりあえず長く書き出して、その中からひとつひとつ、パズルのピースみたいに歌詞としてはめ込んでいく。いつもそういう感じで歌詞を作っています。
—— タイトルの「Island」はどのように決めたのですか。
藤牧大雅 出来た歌詞を表現するなら何だろうと考えて決めました。島があったとして、僕が誰よりも早く到着したはずなのに、後から来たメンバーや仲間がすぐにお宝を見つけて、どんどん次の島、新しい世界に旅立って行ってしまう。僕はまだそのお宝を見つけられずに、ずっと探し回っているような感覚があったんです。そんな感覚を表現したくて、タイトルを「Island」にしました。”アイランド”という響きや、スペルの雰囲気も含めて、どこかエモいなという気持ちもありました。
—— SODAIさんとの制作秘話があればぜひ教えてください。
藤牧大雅 SODAIにフィーチャリングしてもらったのは、今まで結構助けてもらってきましたし、苦楽を共にして、気持ちを理解し合える仲間だからなんです。そういう面で、すごく支えになってくれるなと思って。制作でのスタンスも、”これはTAIGAの曲だから、TAIGAがやりたいようにやったほうがいいよ”という感じで。アドバイスはくれるんですけど、基本は僕が”ここをこうしたい”と伝えて進めていきました。SODAIは、感想をあえて言葉にすることはあまりないんです。余計なことは言わないというか、言わなくても通じている部分が大きいのかなと思います。
—— ファンミでMCを務めてくださった松浦マイさんも、この曲を聴いて”泣いてしまった”と言っていましたが、書きながら泣いてしまうことは?
藤牧大雅 泣くことはなかったです。ただ、普段は言えないことを書いていたので、書きながら少し落ち込みはしました。いざ書いてみると、”本当に情けないな”とか”全然ダメだな”と思ったりもして。でも、今の正直な気持ちがこの歌詞の通りなんです。これはアイドルやアーティストに限らず、同じ夢を追いかけている人にも通じることだと思っていて。努力してもうまくいかなかったり、タイミングや運も大事だったり。そういう壁を感じている人に、少しでも勇気を与えられる曲になればと思って、今回作詞しました。
—— 喋るよりは文字で書いた方が言いたいことが言えるタイプですか。
藤牧大雅 そうですね。語彙力はもう皆無なんですけど(笑)、小さい頃も作文を書いてコンクールに載ったりしていたので、文字として表現するのは結構得意な方だと思います。誰かと話しているときは、本音をグッとこらえてしまう癖がついているところもすこしあったりして、書くと素直な気持ちが出てくるのかもしれません。
—— 最後に、この記事を読んでくださった方にメッセージをお願いします。
藤牧大雅 ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。僕はまだまだ未熟で、たくさんの方に支えられて生きているんですけど、いつか僕も誰かを支えられる男になれるように、これからも自分の道を自分で切り開いて進んでいけたらなと思っています。

SNS情報
Instagram:https://www.instagram.com/taiga17517
TikTok:https://www.tiktok.com/@taiga17517
楽曲リンク:https://linkco.re/phPvpNMP
幼少期からダンスを始め、JYPの練習生として韓国で研鑽を積む。「Nizi Project Season 2」「BOYS II PLANET」「PRODUCE 101 JAPAN 新世界」と、3度の大型オーディションに出演。ダンス、ラップ、作詞をこなす実力派。オリジナル曲「Island」を各配信サイト・YouTubeにて配信中。

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