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常にストリートで話題を作り、数々のヒット曲を生み出してきたFUJI TRILLとKNUXによるプロデューサーユニットOVER KILLの動きは今年に入り更なる加速を見せている。
DIRTY SOUTH HIP HOPシーンを牽引してきたテキサスの重鎮BUN B(UGK)との楽曲リリースや、MigosやLil Babyが所属するQCと契約している、メンフィスを代表するラッパーDuke Deuceとのコラボレーションなど、シーンにおいて異例とも言える快進撃を続けている。
そんな唯一無二の存在である彼らOVER KILLのファースト・アルバム『THE PURGE』が配信された。
2月にリリースされた「FLY Feat. BLAISE & S TILL I DIE」に加え、全13曲が収録。
ハードかつダークで攻撃的でありながらも、重厚さと疾走感が共存し、カタルシスへ誘う作品に仕上がっている。
PURGEには、浄化・粛清・排除などの意味があり、このアルバム『THE PURGE』は、OVER KILLからの今の日本の音楽シーンに対しての攻撃とも、挑戦状とも言えそうだ。
客演では、Jinmenusagi, Jin Dogg, Duke Duece (From Memphis), Kamiyada+ (From L.A), rirugiliyangugili, 042ghxst, Crossfaith, JUBEE, CYBER RUI, DSXT, Leon Fanourakis, Yvng Patra, Maddy Soma, eyden, AMON, Hideyoshi, BLAISE, S TILL I DIE, Necessary Evil, Lil Ash 懺悔, MIKADO, MonyHorse, Red Eye, Ashley, YDIZZYの総勢25名の錚々たるメンバーが国内外から参加している。
かねてより交流のあるアーティスト達であり、「Only My Guys」なラインナップもOVER KILLらしい。
1曲目には、アルバムタイトル曲でもある『THE PURGE Feat. Jinmenusagi』は、映画の始まりを彷彿とさせるような壮大なイントロから始まり、ドラムンベースのトラックにJinmenusagiの超高速ラップがガシガシとはまり、フックで最高潮を迎えると、フロアの爆発的な盛り上がりを脳裏に浮かばせる。
『ON THE FLOOR Feat. Duke Deuce & Jin Dogg』は、5月にリリースした『ON THE FLOOR Feat. Duke Deuce』のREMIXとなる。Jin Doggが参加することで、新たな解釈や魅力を引き出すことに成功している。Jin DoggのエネルギッシュなスタイルとDuke Deuceのクランクスタイルが見事な融合を見せ、OVER KILLのトラックが完璧にマッチしたクラブバンガーに仕上がっている。
OVER KILLの特徴とも言える、バチバチに効いた重低音が響くトラップ曲『SCRAMBLE Feat. Kamiyada+, Jin Dogg, rirugiliyangugili & 042ghxst』では、LAよりKamiyada+、Jin Dogg、rirugiliyangugili、042ghxsが参加。キャッチーなフックもさることながら、個性溢れる4人のアーティストがそれぞれ唯一無二の荒々しい個性を放っていた。
『GENOCIDE Feat. Crossfaith & JUBEE』では、激しく唸りを上げるギターの音色、低めのシャウト、緻密なドラムの打ち込み、随所に織り交ぜられるストリングスやエレクトロニカ、渋い声で畳み掛けるようなラップで、大迫力のミクスチャーサウンドがドラマティックに展開される。ジャンルをクロスオーバーし続けてきた存在であるOVER KILL、Crossfaith、JUBEEの化学反応を存分に堪能できる楽曲である。
先行してミュージックビデオが公開となった『RUN IT UP Feat. YVNG PATRA & MADDY SOMA』では、軽快なジャージードリルのトラックを、変幻自在のフロウで掛け合いのようにして乗りこなすYVNG PATRAとMADDY SOMA。想像を超える相性の良さは、新しい発見となった。
『U MUST DIE Feat. Leon Fanourakis, Hideyoshi, BLAISE, S TILL I DIE, Necessary Evil, rirugiliyangugili, Lil Ash 懺悔 & Jin Dogg』は、8名によるマイクリレーの楽曲。各々が強烈なキャラクターを爆発させているところが見所で、ライブでも盛り上がること間違い無しである。
アルバムを締める『SUICIDE Feat. YDIZZY』は、メランコリックで浮遊感のあるトラックに融け込むようなYDIZZYのウィスパーボイスに一気に引き込まれる。幾重にも重ねられたボーカルが特徴的で、繊細さと大胆さを併せ持つ、型にはまらないフロウとハイハットのリズムが心地良い余韻を残す。
オールスター勢揃い!洗練されたサウンドデザインとプロデュース能力で、ジャンルをクロスオーバーし、鼓膜と脳を揺さぶるモンスター級アルバム。
【TRACKLIST】
1.THE PURGE Feat. Jinmenusagi
2.ON THE FLOOR Feat. Duke Deuce & Jin Dogg
3.SCRAMBLE Feat. Kamiyada+, Jin Dogg, rirugiliyangugili & 042ghxst
4.GENOCIDE Feat. Crossfaith & JUBEE
5.BLADE Feat. JUBEE & CYBER RUI
6.RAP IN MY MIND Feat. DSXTX & Leon Fanourakis
7.RUN IT UP Feat. Yvng Patra & Maddy Soma
8.HIT EM Feat. eyden & AMON
9.U MUST DIE Feat. Leon Fanourakis, Hideyoshi, BLAISE, S TILL I DIE, Necessary Evil, rirugiliyangugili, Lil Ash 懺悔, MIKADO & Jin Dogg
10.FLY Feat. BLAISE & S TILL I DIE
11.PLAYAS ANTHEM Feat. MonyHorse & Red Eye
12.PARASITE Feat. Ashley
13.SUICIDE Feat. YDIZZY
【OVER KILL】
2014年に結成されたFUJI TRILLとKNUXによるプロデューサーユニット。
洗練された、ハードでダークなサウンドを武器に、Jin DoggやRed Eyeなど、最先端を走るアーティスト達をプロデュースし、ヒット曲を次々と世に送り出している。
TRAPやPUNKなど、様々なカルチャーの要素を感じさせるそのスタイルは唯一無二で、今の音楽シーンをリードする存在。
最近では、DIRTY SOUTH HIP HOPシーンを牽引してきたテキサスの重鎮BUN B(UGK)との楽曲リリースや、MigosやLil Babyが所属するQCと契約している、メンフィスを代表するラッパーDuke Deuceとのコラボレーションなども大きな話題となった。
-OVER KILL Spotify-
https://open.spotify.com/artist/6h526FaFVlJhX9hdK3iyl3?
si=XVKyBnAKQoeZP2fzFj3KtQ
-OVER KILL Apple Music-
https://itunes.apple.com/jp/artist/over-kill/1351120879
【FUJI TRILL】
2004年より、DJとして活動を始め現在では年間 250本以上のイベントに出演。
日本全国各地のクラブへのゲスト出演や、海外アーティストの来日公演のフロント アクトやライブ DJはもちろん、世界でも積極的に活動し、韓国、台湾、中国などアジ アだけではなく、 2013年と2016年にはヨーロッパ 5ヶ国を渡るツアーも 2回行っている。
地元横須賀で、米兵のアメリカ人を相手に積んだ経験を生かした DJプレイは、有名プロモーターや来日した海外アーティストなどからも絶大な支持を受け、 Three 6 Mafiaのレーベル〈HYPNOTIZE MINDS〉や、Waka Flocka Flameのレーベル 〈BRICK SQUAD〉のオフィシャルミックスも手掛けている。
また、プロデューサーユニット “OVER KILL (FUJI TRILL & KNUX)” としても活動し、ダークなサウンドを武器に数々のラッパーと楽曲を制作している。
(BUN B From UGK, Duke Deuce, Jin Dogg, Red Eye, ANARCHY, Leon Fanourakis, Jinmenusagi, kZm, YDIZZY, D-SETO, ANUBIS, D.O, Fuji Taito, etc.)
また、無料インターネットTV局 ”AbemaTV” 内の人気番組 ”AbemaMix” にもレギュラーDJとして出演し、毎年末にリスナーからの投票でチャンピオンを決める”Abema Mix Award”で2019年、2021年、2022年と3度の優勝を果たしている。
最新のTRAP MUSICを中心にROCKやTECHNOなど、ジャンルの垣根を飛び越えた幅広い選曲、それを自由自在に操るMIXスキル、グルーヴ感は世界のリスナーやアーティスト達からも支持されている。
-Instagram-
@FUJI_TRILL
https://www.instagram.com/fuji_trill/
-X-
@fuji_trill2
https://x.com/fuji_trill2
【KNUX】
横須賀とニューヨーク出身のプロデューサー、サウンド・エンジニア、DJ、歌手、ラッパー、作曲家、ミュージシャン。
幼少期から音楽業界でのキャリアをスタート。ドラム、ギター、サックスの演奏を通じて、音楽キャリアの基盤を築く。
15歳の時に、自身の出身地でもあるニューヨークのヒップホップシーンに深く影響を受け、様々なラップグループへ参加する傍ら、バンド活動も行うなど、多才なミュージシャンとして活躍。
音楽理論を学び、学位取得後は、アーティストのプロデュースを開始する。
2014年には、レーベル『Hood Sound Records』のヘッドエンジニアに就任し、多数の作品に携わる。
また、実の弟であるDJ RyujiとのDJ/プロデューサーユニット『Lutez』は、アメリカ大陸で一番有名なハード系EDMレーベル『Harsh Records』に日本人として初めて参加。ダイナミックなパフォーマンスは観客の注目を集め、EDC Mexicoなど権威あるイベントにも多数出演している。
コロナ禍のタイミングで、ミキシングとマスタリングに重点を移し、精力的に活動中。
楽曲に革新と進化をもたらし、完璧に仕上げるその手腕には、多くのアーティストから信頼が寄せられ、担当する楽曲は年間100曲以上に及ぶ。
-Instagram-
@knux_austin
https://www.instagram.com/knux_austin/
-X-
@KNUX_Austin
https://x.com/KNUX_Austin
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