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7月9日と10日の2日間に渡って、「このステージに関わる全ての人がクリエイターであれ」をテーマにした株式会社ARUDE主催のダンスイベント『Be CREATORs vol.2』が開催された。
7月24日12時から7月30日23時まで、配信が決定!見逃した方はぜひこの機会にチェックしてみてください!
⏩詳細はこちらから
https://eplus.jp/sf/detail/3663010001-P0030001
会場では、オリジナルARパンフレットが渡され、豪華振付師達の巨大パネルや3Dホログラムサイネージのお出迎え。
公演に裏方という人はいない、全員の総力が集結して、関わる全ての人がクリエイターとして、ひとつの空間を作り上げるというコンセプトの本イベント。
迫力の3Dサラウンドにより、爆音なのに心地よく音に包まれるような体験。
ステージを彩る照明のマジックや、多面LEDパネル、プロジェクションマッピングなど、特殊効果をふんだんに使ったダンスショーは驚きの連続であった。
01 『My Sisters』Choreographer:いくるる Assistant:上水口姫香
照明によって、要塞のように組まれた壮大なステージセットが照らされ姿を現す。
ダンサーの動きとLEDパネルの映像が融合し、まるで1枚の動く絵のような演出。
02 『すゝめ』Choreographer:賀重/kasane
日食なつこの曲を用い、前半と後半でガラッと構成や衣装が変わるのが印象的だった。
「音楽のすすめ」に合わせた、コンテンポラリー・ダンス。
そして曲が「white frost (instrumental)」に変わると衣装もドレスに変化し、深海を想起する静謐なステージへ。
また音楽が「音楽のすすめ」に戻り、極彩色のLEDパネルがクライマックスの盛り上がりに彩りを添えた。
03 『rhythm inside』Choreographer:MIKUMIKU
月と蓮の花がパネルに浮かびあがり、幻想的な雰囲気でスタート。
東京ゲゲゲイ「愛じゃない」に合わせ、百花繚乱といわんばかりにダンサーが舞い踊る。
白い幕が降りて、映画のシーンのような演出も印象的であった。
04 『残響』Choreographer:のあ(KIMONO×DANCE PROJECT) 衣装:Mirach Design Works
暗転、その後、鈴の音が聞こえ始める。
鈴を鳴らす人と、扇子を持って舞う人が着物を纏い、人ならぬもののような雰囲気で客席を通り抜けていく。
アニメ鬼滅の刃のオープニングにもなった「残響散歌」の曲に乗せ、伝統舞踊的な動きを取り入れたダンス、着物を再構築したような衣装、ダンスとエンタメ要素と和を高次元に融合させた、きらびやかで挑戦的なショーケースだった。
05 『Far Prayer』Choreographer:いのまいこ
苦悩する精神世界を描くようなダンサー達、そしてそこに一筋の光。
照明が「希望」の象徴のように感じる。
絢香「Blue Moon」の曲を体現したような、優しくも切ないストーリー性を感じる演出が非常に印象的であった。
06 『EUREKA!!』Choreographer:BOXER Assistant:umi Guest:holy
今までの流れと打って変わって、ご機嫌な音楽。
Suchmos「Gaga」に合わせたテクニカルな素早いステップ。
音楽を身体で表現するような、喜びに溢れ、楽しい気分になるショーであった。
07 『ミチ』Choreographer:MIRI Assistant:佐藤友梨菜 衣装:Mirach Design Works
MIRI number “ミチ”5年前の作品を2022ver.にリバイバルしたショーケース。
ショーの中で展開が多く、LEDパネルを存分に活かす演出があったりなど、Be CREATORsの魅力が存分に伝わるステージだった。
08 『飛燕』Choreographer:CHIHIRO Assistant:YUKINA
米津玄師「飛燕」の曲を使い、バトントワリングやリボンを用いたステージ。
力強さとしなやかさのバランスが素晴らしく、印象的なショーだった。
09 『TORCH』Choreographer:YOH UENO
TORCHー松明、光明、光のこと。
タイトル名にある通り、色んな光の表情をダンサー達が体現していく様子が印象的なショーケース。
抒情詩のようなステージであった。
10 『GOLD FINGER’22』Choreographer:えくすたしぃ Assistant:光山友菜 Guest:hiroki・Moeka・紅緒
絶頂させるという意味を名前にもつ『えくすたしぃ』
今の2人が今しか出来ないエンターテイメントを見せたい、と話してくれた。
郷ひろみ「GOLDFINGER 2001」がかかり、バブリーなギラギラな衣装のダンサー達が登場すると客席から歓声があがる。
衣装も化粧もスタイルも、個性的で自由。1人1人がJAZZ FUNK!
えくすたしぃの息がぴったりあったダンスで観客を魅了していた。
最後には、ステージシャワーバズーカで客席にキラキラと元気をお届け。
演劇のワンシーン、ブロードウェイのショーを見ているかのような、思わず笑顔になってしまう楽しいステージだった。
11 『Woo』Choreographer:KAGARI Assistant:Ruka
パネルには無数の文字が流れ落ちる緑色のコード。Erykah Badu「Danger」を使い、黒を基調としたかっこいい衣装が印象的。
左右交互にピンスポットが当たり、視線を誘導され、段々とパラレルワールドのようになっていく演出が印象的であった。
12 『elegante’n’raffinato?』Choreographer:Raffinato
Pentatonix「Problem 」、William Singe「Say My Name」、Justin Bieber「E.T.A.」、Sam T & KHS Cover「Honey I’m Good」など複数の曲をつなぎ、観客側も思わず一緒にノってしまうような心地よさ。クールでセクシーなショーであった。
13 『花は誰かの死体に咲く』Choreographer:Cen Assistant:森田夏未
衝撃的なタイトル名は、Amazarashi「花は誰かの死体に咲く」の曲名から。
大輪の花、世界観をダンスや照明で表現されており、曲が質感を纏い実体化したようなショーケースであった。
14 『Over there』Choreographer:anju Assistant:美音 natsuko
軽快なステップで疾走感と一体感のあるステージ。
ライブをしているかのような演出も面白く、カラフルでPOPな世界観が楽しさを演出していたショーケースだった。
15 『Real』Choreographer:Mitsuki
シンクロのように、脚を中心にしたダンス。
赤と黒を効果的に使った衣装は、非常にクールでセクシー。
身体や長く黒い髪など、美しいシルエットを生かした演出が散りばめられたムードのあるショーケース。
16 『MAKAFUKA’』Choreographer:伊藤蘭(衣装作家アイラモネア) Illustration:さとうあや
布の中で蠢くダンサーたち。まるで胎内をイメージさせる。
神聖な印象を与える、白い民族衣装のような出で立ちで、サイリウムを手にダンサーが登場。
ステージに流れるRADWIMPS「MAKAFUKA」にリンクするような壮大な世界観で、生きる喜びを表現するような、祝祭のような演出に引き込まれた。
スクリーン幕を広げ、プロジェクションマッピングでイラストが写しだされるシーンも。
このナンバーのために用意したというから驚きである。
コレオグラファーそれぞれの世界観が色濃く出た、様々なジャンルのショーケースは、
最後まで夢中で見入ってしまうこと間違いなし。
隅々まで計算され尽くしたショーに、ただただ圧倒された。
早くもvol.3が待ち遠しい。
⏩アーカイブ視聴詳細はこちらから ※7月24日12時から7月30日23時まで
https://eplus.jp/sf/detail/3663010001-P0030001
主催:株式会社ARUDE
お問い合わせは先:info@arude.co.jp
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