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文:Misaki Hoshino
写真:RYOYA SUZUKI
最先端のダンスイベントを数多く手掛ける株式会社RaySTA(本社:東京都港区、代表取締役社長:飯田 勇翔、以下「RaySTA」、https://raysta.jp/)が、オーガナイザーのLeo (RHT.) / 宗像 怜生と共同で運営しているイベント「IDENTITY vol.2」が、11月12日(火)に川崎 CLUB CITTA’にて開催された。
「IDENTITY」は、今後のダンスシーンを担う若手世代のうち、厳選された精鋭のみが出演し、自身の “IDENTITY” を表す渾身のパフォーマンスを披露するCREW(クルー)イベント。
ゲストにDr.SWAG CREWを迎え、現役Dリーガーなどを含め様々なジャンルの人気ダンサーをラインナップするイベントでありながら、さらに一般的なダンスイベントとは一線を画すような趣向が凝らされたエンターテインメント性の高いイベントとなっていた。そんな熱狂的な一夜の様子をレポート!
イベントの開始を告げるように会場が暗転すると、ステージを覆うスクリーンに特撮ドラマを彷彿とさせる映像が投影された。
映像内の舞台は”怪獣対策本部”で、怪獣討伐隊として役者の渡辺健太や青木崇史の他、オーガナイザーのLeo (RHT.) / 宗像 怜生や、コレオグラファーのかばおが得意の困り顔での顔面ドアップで登場したりなど会場内には笑いが起こる。
Leo (RHT.) / 宗像 怜生は、先日舞台への出演を皮切りに俳優としてのキャリアもスタートさせたことも記憶に新しい。
映像内では、どうやら怪獣を倒すための力として「IDENTITY」が必要だと語られ、「IDENTITY=自分らしさ」を持った心強い仲間たちとして、イベントのオープニングショーを飾るIDENTITY SHOWに出演する個性豊かなダンサー達が紹介された。
映像によって、イベント「IDENTITY」の世界観に誘いつつ、観客を楽しませながらイベントの趣旨やダンサーのプロフィールなどの説明を成立させていた。
ステージの幕が上がるとエミネム「Kamikaze」が流れ、Chisato_apple、Ken、Leo (RHT.)、Rhyme (RHT.)、Takumi (Dot.)、Y (J.R.B.Y.)、Yastakaの7人が登場。
活動内容もダンスのジャンル感もそれぞれ大きく異なるメンバーだが、それぞれの個性が輝くショーケースを披露した。
オープニングショーが終わると三画面のLEDモニターに、今日のイベントのために撮り下ろした映像を使ったコレオグラファー達のトレーラーが流れ、会場の期待がさらに高まっていくのを感じる。
ダンスイベントでお馴染みMC YASが息切れしながら「皆様、生きていますか?IDENTITY最高司令官のMC YASです」とドラマの世界観を活かした掴みバッチリの登場で笑いを起こしていた。
今回から登場したIDENTITYオリジナルグッズの物販についてもしっかりとアナウンス。
各コレオグラファーの怒涛のショーケースがスタートする。
一部が終わり、第二部は勢いのあるSICK LAB Crewからスタート。
日本語ラップを繋ぎ、彼らの特徴ともいえる細かい音も取った高速ダンスや躍動感のあるパフォーマンスでSICK LABらしさを存分に披露していた。
イベントの最後を飾るゲストショーケースを披露するのは、Dr.SWAG CREW。
バイブス全開かつグルーヴィーなショーケースを披露。
キャッチーなフリ、スキルフルなパート、ノリで踊るところの緩急が心地よく、最後には怪獣を倒すという落ちまで見せてくれた。
福岡と大阪も含めた3都市での開催と、そしてyuzuna(元E-girls武部柚那)をフィーチャリングに迎えたイベントオリジナルテーマソングの制作が発表された。
FUKUOKA
2025年2月9日
アンバサダーにMITSUGUを迎え、evoL by GRANDMIRAGEにて開催!
OSAKA
2025年3月22日
アンバサダーにKOSUKEを迎え、club JOULEにて開催!
TOKYO
2025年8月21日
CLUB CITTA’にて開催!
yuzuna Profile
6月17日生まれ。兵庫県出身。身長166cm。
2012年女性ボーカル&ダンスグループのメンバーとして選出、13歳でメジャーデビュー。
解散するまでの10年間、グループ活動に青春を捧げ、2021年12月末に所属事務所を退社。
新たに音楽・ダンス・映像・ファッションを発信するソロアーティストとして活動中。
YouTube『ゆずなんだ』
https://www.youtube.com/channel/UCkh0P-uuV43b04PXpbQDf0g
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冒頭の映像内で「ワンマンライブを演るダンサーが増えているんですね」とセリフがあった通り、ダンサーによるワンマン公演が増えている。
今までは不可能だと思われていたようなことが、続々と実現されていっているのだ。
今回のイベントに出演したダンサー達は、まさにその見えない天井を壊しながら高みを目指す、希望とアイデンティティに溢れていた。
オープニングショーで使われた1曲目、エミネム「Kamikaze」は、エミネムがシーンやトレンド、業界の風潮について言及し、自分のアイデンティティを守るとともに、強烈な表現で他のラッパーたちや業界に対する挑戦的な姿勢を見せた楽曲だ。
今後の「IDENTITY」は、どのような景色を見せてくれるのだろうか。
イベントのこれからが非常に楽しみである。
イベント公式Instagram:https://www.instagram.com/identity.info/
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