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【イベントレポート】新時代の風!ダンスクルー主催NoCAP CLUB TOKYO presents“NoCAP”

ダンスクルー 𝐍𝐨𝐂𝐀𝐏 𝐂𝐋𝐔𝐁 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎(@nocap_club_tokyo)主催のLIVE&DANCE FUSIONイベント『NoCAP CLUB TOKYO presents“NoCAP”』が渋谷HARLEMにて4月16日に開催された。
勢いのあるダンサーとラッパーが集結し、OPENと同時に瞬く間にHARLEMのフロアがパンパンとなるなど来場者の期待値の高さが伺える。
VJはREAKS(@reaks_01/@reaks_takatoshi)が務め、“NoCAP”のスタイリッシュな世界観の奥行きまでも表現し、ダンサーのリズム・ビート等から動きを合わせる「音ハメ」と映像が精度高くマッチし、より洗練されたステージへと昇華されていた。

ダンスナンバーは J from VENUS からスタート。

SHIORI


Riko&Nene

HINA


ARROW

Rina crew

SALI&TRACEY

Baker’s Peel prod by YUUKI

RION crew

LIO

N.E.U.F.

RYOUKA crew

princessmai

康壽(@koju_9510)は、ZORNの曲で徹頭徹尾クールなHIP HOPを披露。

THE SPC GALS CLUBでは、ナギザスペースステッパー(@nagithespcstppr)が「最後のナンバーです、楽しんでいってください!」とフロアに語りかけスタート。キャッチーで心弾むようなダンスとギャルチューンにフロアが湧いた。

DJ CHARI(@djchari)が『楽C人生 feat. Candee & MonyHorse』でDJプレイをスタートすると、スマホのライトがフロアを満たし、揺れる。

『High Land (feat. Tiji Jojo, Vingo & YZERR)』など、ヒットソングではフロアが大合唱となった。Hideyoshiが所属するヒップホップクルーTokyo Young VisionのYoung DaluがLIVEを披露する一幕も。

声高らかにDJ CHARIが𝐍𝐨𝐂𝐀𝐏 𝐂𝐋𝐔𝐁 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎をステージに呼ぶこむと、会場から歓声が上がる。
ダンス、音楽、炎を表現するようなVJが相乗効果によりインパクトの強いステージとなる。

また、NoCAP CLUB TOKYO with friendsとしてMASAKI(@masakithevibe),Tossy(@tossyface),MARINA(@marinamatsumoto_),Amami Queen(@amamiqueen),NAGI thespcstppr(@nagithespcstppr),康壽(@koju_9510),KIGHT from NAGOYA(@k_kight),J.R.B.Y.(DAIKI,SYOGO CHILL,MIZUKI)(@j.r.b.y.official),LIO(@lio_0523),ITTA from KADOKAWA DERAMS(@itta.n),HINA(@_____hinangel_____)など錚々たるダンサーが登場した。

MASAKIは2023年3月にリリースされたEric.B.Jr.の1stアルバム『KING BORN』より『Culture (feat. ANARCHY & T-Pablow)』を使用したショーケースを披露し、勢いは止まらず、ぐいぐいとオーディエンスを引っ張り、盛り上げる。フレッシュなJ-HIPHOPを使った貴重なステージの数々で来場者を魅了し、ダンスシーンのパワーを大いに浴びた。

続くは、飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続けるフィメールラッパー LANA(@3pylanabby) が登場。
「これから夜の街に繰り出す人、いますか?」と前置きした後、バイラルヒット中の『PULL UP』を披露。表現力豊かで、奥深い音色を持つLANAの歌唱力が爆発していた。
『TURN IT UP (feat. Candee & ZOT on the WAVE)』や『L7 Blues』でさらに盛り上げた。

ベリーショート姿のAshley(@ashley114_official)が登場。
「今年の2月に初のEPを出して、ラッパー人生が始まるということで気合を入れるということで断髪式をしました。その様子がMVでも使われているのでぜひ見てください」と語りかけた。

ライブDJのNarKos(@2want_narkos97)とのグルーヴ感も素晴らしく、一体感のある気迫に溢れたステージを披露。
「悪いことしたら悪いことが、いいことをしたらいいことが帰ってくる。それってなんていうか知ってる?」と
『KARMA (feat. Jin Dogg)』をアカペラで歌い出すAshley。圧倒的な歌唱力で実力を見せつけ、会場を魅了した。

続くは千葉をレペゼンするeyden(@__feelikeyden)率いるクルー・98jams(@98jams)が登場。

『HOUSE PARTY (Prod.ZOT on the WAVE)』や『Reach (feat. Candee)』などダンサブルなパーティーチューンでフロアを盛り上げる。
「スペシャルなゲストも呼んでライブしようと思ってるので」と前置きし、018(@018ochiba)とDJ KOTARO(@dj_kotaro_)が登場しドロップしたての『No Reason (feat. eyden) 』や、クルーのTOME(@tome___98)と kiddy(@kiddy__98)との『So Fresh feat. eyden, TOME, kiddy (Prod. ineedmorebux)』など披露した。

ステージに登場するやいなや、圧倒的な存在感を放つralph(@ralph_ganesh)。


「今日ってダンサーのイベントって聞いたんだけど、ダンサーって体育会系?挨拶できんのかなぁ?こんにちは」とコールアンドレスポンスした後、『Back Seat』や新曲『Get Back feat. JUMADIBA & Watson』を披露。

会場の興奮にさらに燃料を注ぐように高速ラップを叩き込み、圧巻の重低音が轟く。鋭いマシンガンラップとリリックは、オーディエンスにずしりと重く刺さり、会場のボルテージが上がっていくのがわかる。存在を深く刻みつけるように『Selfish』で締めた。

残るアクトもいよいよ2組。そこで登場したのは、Gottz & MUD。惜しまれつつも2023年3月に解散したKANDYTOWNのメンバーでもある二人。

まずMUDが登場し『Where My Money At』を披露、続く『Cook Good』でGottzが登場し、サンセットを思い浮かべるVJをバックに『SUNSET (feat. IO & Yo-Sea)』では会場が揺れた。

『Adrenaline』の Remixバージョンから通常バージョンへの珠玉の流れが最高にクールなステージだった。

トリを飾るのは、DJ NORIO(@dj_norio)と共に登場したHideyoshi(@lilhideyoshi)。
『Majinahanashi』で一気にフロアの空気を自分のものにした。


「スペシャルコラボレーションステージ」と声を上げダンサーを招き入れ、「一緒に、GOできる人どれだけいるのか」とフロアに問いかけ、『GO』ではNoCAP CLUB TOKYOとのスペシャルコラボショーを披露した。
『Jitsuryoku (feat. Leon Fanourakis & ralph)』では途中でralphも参加し、会場がヒートアップする。『Innocence (feat. Hideyoshi, Only U & (sic) boy)』では、フロアがその美声にこたえるように大合唱となった。
『Rich (feat. YZERR)』、『Euphoria (feat. Jin Dogg)』、『Suicide (feat. Tiji Jojo, Hideyoshi & Jin Dogg)』など名曲が続き、エネルギッシュな楽曲とメロウな楽曲の両方を楽しませる、贅沢な構成となっていた。

エモーショナルな 『New Day』では、𝐍𝐨𝐂𝐀𝐏 𝐂𝐋𝐔𝐁 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎のメンバーも壇上に上がり、新時代の到来を強烈に感じさせるショウが幕を閉じた。第2回目の開催も待ち遠しい。

𝐍𝐨𝐂𝐀𝐏 𝐂𝐋𝐔𝐁 𝐓𝐎𝐊𝐘𝐎

メンバーはZENIYAN(@zeniyan)、YOSUKE(@yosuke_by)、Koshiroh(@ko_shiroh_vy)、GEN-Z(@gen_z1013)、Y(@y_darkness)の5人組のダンスクルー。NoCAPのInstagramのデザイン、フライヤーなど制作物は非常にセンスが良く、トレンドに則っているのだが、メンバーのYOSUKEが制作しているというから驚きである。そういった意味でも新時代を感じさせるクルーである。

今後もイケてるこの5人から目が離せない。

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