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賞金100万円!魂が震えるクルーバトル MAJOR Dance Studio PRESENTS『PAYDAY 2023』 TOKYO ROUND1 イベントレポート!

2023年7月22日(土)にMAJOR Dance Studio PRESENTS PAYDAY 2023のTOKYO ROUND1が渋谷HARLEMにて開催された。
クルーバトルトーナメント『PAYDAY』は、優勝賞金100万円とダンサー魂をかけて全国から猛者たちが集まる特別な大会である。

ルール

  • 5~7人編成のクルー(1試合ごとにメンバー変更可能)
  • 対面形式
  • 各チーム1試合につき2ターンづつ
  • 楽曲は、1試合ごとに指定曲10曲の中から選んだ楽曲(1分30秒)と自由曲(1分30秒)で構成する
  • ジャッジはHAND UP形式
  • RED SIDEとBLUE SIDEに分かれ、先行後攻はボトルスピンにて決定

本イベントでは、常設のステージが取り外され、サークルバトルさながら観客が輪になって対決を見届ける。
いつもと異なるセッティングに渋谷HARLEMは表情を変え、至近距離で見るバトルの熱量に圧倒された。
ジャッジはACHI、 KELO 、Akihiroの3名が務める。

TOKYO ROUND1では、下記8組のクルーが激突した。
1試合目、ODDRAW VS KIRAYUI CREW
2試合目、09BASE VS はむつんサーブ CREW
3試合目、name’s VS Letme
4試合目、MorsMordre VS SICK LAB

ODDRAW VS KIRAYUI

PAYDAY 2023のTOKYO ROUND1の記念すべき1試合目は、ODDRAW VS KIRAYUI CREW

ボトルスピンによって、ODDRAWが先行となった。
クラブアンセムとして愛されている名曲 M.O.P.『Ante Up』で、爆発するようなパッションを前面に出していく。

KIRAYUI CREWのターンとなると、ブレイキンやアクロバットを織り込むスタイルを見せる。

2ターン目、打って変わって、アクロバットも取り入れながら、美しいフォーメーションで展開のある内容で、振り幅を見せるODDRAW

KIRAYUI CREWはクールなフットワークからスタートし、静と動を感じさせる緩急をつけたブレイキンをみせた。

ジャッジは2-1でODDRAWの勝利となった。

はむつんサーブ CREW VS 09BASE

続く2試合目、リビングレジェンドとも言えるアニメーションダンスの権威はむつんサーブ CREWとSakurako(@sakurak0zawa_)率いる09BASEの対決。
RED SIDEにブルーのジャージで合わせた09BASEと、BLUE SIDEにお馴染みの赤いジャージを着たはむつんサーブ CREWという状況にMCからツッコミがあり会場が笑いに包まれた。

先行は、はむつんサーブ CREW
Megan Thee Stallion『Body』に乗りながら、じわじわと距離を縮め、圧をかけていく。

09BASEのターンになると、 JAY-Z『Izzo (H.O.V.A.)』を用い、最初からバイブス全開で会場をぶち上げる。

edIT『Battling Go-Go Yubari In Downtown L.A.』に合わせて、はむつんサーブ CREWの真骨頂とも言える、エンタメ性の高い内容でじりじりとにじりよる。

09BASEは2ターン目もキレキレのHIPHOPでかましまくり、 M.O.P『Ante Up』に合わせて気迫を感じさせる内容だった。

ジャッジは3-0で09BASEの勝利となった。

name’s VS Letme

PAYDAY 2023のTOKYO ROUND1も後半戦となり、name’s VS Letmeの、正反対なカラーをもつクルーの対決。
ボーイズのみの無骨なLetmeと、アイドルさながら朗らかに手を振りながら登場してきたname’s

先行はLetmeで、ブレイキンやアニメーションダンスなど、それぞれの見せ場を作るメリハリのある構成で、フレッシュさ全開に攻めていく。
最後のポージングも遊び心満点で盛り上げた。

続くはRED SIDE name’s
SNSでも話題のkonochan(@konochan____)の存在感もさることながら、それぞれがタレント性を感じさせ、パッション爆発、アイドル性全開。早着替えも披露し、会場が大盛りあがりとなる。
めくるめくフォーメンションで魅了し、キャラ立ちの観点でも秀逸だ。

2ターン目、Letmeは高速ビートに合わせて怒涛のヒットを叩き込み、ヘッドスピンやパワームーヴで強烈な印象を残した。

name’sのターンになると、YOASOBI『アイドル』の曲がかかり、一気に世界観を自分たちの色へと塗り替える。
全力のキレキレダンスとフォーメーションの美しさで魅了する。

スタイルも魅せ方も異なる2組の対決とあって、会場の声援も、各チームの応援団も力がこもっていた。

ジャッジは3-0でLetmeの勝利となった。

MorsMordre VS SICK LAB

PAYDAY 2023、TOKYO ROUND1のトリを務めるのは、MorsMordre VS SICK LAB
ある意味、因縁の対決とも言える注目のバトルであった。
SICK LABは元々、2022年のPAY DAYのためにY(@y_darkness)が作り、共に戦ったクルーであり、MorsMordreはそのYが新しく作ったクルーのため、師弟対決となる。
ピリピリとした空気が流れ、緊張感が伝わってくる。

先行はRED SIDE MorsMordreから。
LIL NAS X & Jack Harlow『INDUSTRY BABY』の曲に合わせて、静かに始まり、バチバチに合わせた振りと一体感を武器に、Yを中心として展開し、かましまくる。

後攻SICK LABは、出だしから気迫を感じさせるパワフルなスタート。
ビートに合わせてバチバチに叩き込んでいくようなHIP HOPを見せ、SICK LABのお家芸とも言えるアクロバットでは、とんでもない高さの跳躍を見せる。全体を通して作り込まれており、完成度の高さを見せつけた。

2ターン目、MorsMordreはT-Pablow『CRESCENT MOON (feat. Fuji Taito & SEEDA)』で高い構成力のもと、クールな世界観で会場を引き込む。
ギリギリまで近づき煽り、バチバチの緊張感の中SICK LABのターンとなる。

SICK LABは、BAD HOPの代表曲とも言える『Kawasaki Drift』をセレクト。
一躍BAD HOPをスターダムに押し上げた、かの有名なフレーズの部分もしっかり1分半の中に入れ込み、会場の盛り上がりは最高潮へ達した。
日本語ラップを中心に踊るSICK LABらしい選曲ともいえるが、川崎はYの出身地でもある。
恩師へのリスペクトや感謝、そして独立して自分たちでシーンを作っていくという気概を感じさせるなど、多くのメッセージ性も感じられた。

ジャッジらは苦しげな表情を浮かべながらも、SICK LABが勝利する結果となった。

ジャッジを務めたKELOは「言葉に出来ないですね。本当に感動しました。毎月やっていただけないですかね?毎月見たいくらい。こんなに盛り上がってるバトルがあるんですね。オーディエンスも一体となっている貴重なイベントでした。来年は僕も挑戦してみたいなと思います!」と語った。

Akihiroは「ジャッジするのがすごく辛かったです。こんなにしっかりバチバチと、ちゃんと気持ちでぶつかっているのが伝わってきて、心が震えました。なので、毎月やってください(笑)
こんなに盛り上がっている、熱量の高いイベントに出ていること自体に、価値があると思うので、結果がどうであれ、この熱量を絶やさずダンスと向かい合っていただければと思います。」と出演者を鼓舞し、ACHIが「審査員席に居てもこんなにパンチが飛んでくるイベントは無いってくらい(笑)
熱量の高いイベントで楽しめました。PAYDAY全体のことで言うと、去年は大阪に持っていかれている状態です。なので、東京に誇りっていうものを持って帰って来ないといけないと思うので、勝ったチームも負けたチームも、今後も一丸となってPAYDAYを戦って行きましょう!」と東京のシーンをリードし続けるダンサーとして、TOKYO ROUND1を締めた。

また、本イベントは、MJ PARKとPAYDAYの合体イベントであったため、豪華ダンサーが多数出演し、華やかなイベントとなっていた。

そして、魂震えるバトルの数々が繰り広げられたが、まだROUND1が始まったばかり。
FINALは12月26日に大阪 なんばHatchにて開催される。
熱き闘いやドラマが繰り広げられるのが非常に楽しみである。

⚜️ROUND1⚜️
7/22(SAT)
渋谷HARLEM

⚜️ROUND2⚜️
8/16(WED)
川崎CLUB CITTA

◼️WEST SIDE
⚜️ROUND1⚜️
7/23(SUN)
club JOULE

⚜️ROUND2⚜️
10/15(SUN)
club JOULE

🏆👑FINAL👑🏆
12/26(THU)
なんばHatch

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