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2024-06-05

【イベントレポート】BLUE SOUNDS関東ツアー2本目はYOROの地元・横浜での開催！K1XとroomRが登場し、特別な一夜に。

イベントレポ

4月20日に、横浜BAYSISにてBLUE SOUNDSの関東ツアーの2公演目が開催された。
レギュラーメンバーである、YORO、iyo、NIis、Lil Noahの4名に加え、ゲストアーティストとしてK1XとroomRが登場！
K1Xは、名古屋を拠点に活動中のメンバー全員がダンサー出身のダンスボーカルクルー。SNSでも旋風を巻き起こす注目の存在。

roomRは、大人気オーディション番組の元練習生により結成したグループ、Maison B のRICK&REIJI からなるユニット。華やかな見た目と、スキルフルなラップが持ち味の2人組だ。

BLUE SOUNDSは、YOROがオーガナイザーを務める、ダンス×ラップ×ファッションのイベントで、いわゆる対バンライブのような形式ではなく、各アーティストが自身の持ち時間以外もさかんにコラボを行い、出演者が集結してのコラボパフォーマンスやMCも楽しめるのが特徴。
また、ダンスカルチャーに造形が深いアーティストが集まっていることから、クオリティの高いダンスパフォーマンスも見所となっている。

開演時間になり、最初のパフォーマンスはコラボステージからスタート。
『I DO. (BLUE SOUNDS Ver)』を披露すると、オーガナイザーを務めるYOROがマイクを手に取り
「思い出の地、横浜でBLUE SOUNDSを開催できて嬉しいです」と語り、会場に来てくれたひとりひとりへの感謝と、このステージにかける思いを滲ませる。

そのままYOROのパフォーマンスへと移り、iyoとのフューチャリング曲である『Gotta go feat.iyo』をiyoと歌い上げる。続く楽曲は、哀愁たっぷりに『Lonely』を歌い、情熱的な楽曲の『Oh My Bella』ではフロアが沸く。
EPでのリード曲となった『Cider』では、K1Xとのコラボで一緒に『Cider』の振りを踊り、歓声が上がった。

続くステージは、roomRの2人。ステージに登場すると、フロアから大歓声が上がった。
「BLUE SOUNDSは、ドレスコードがブルーと聞いてこの服を来てきたんですけど、今日の出演者の中で一番僕たちが青かもしれない」と言い、笑いが起こる一幕も。
新曲の『Pay Back』では、「タオルでも手でもいいので振り回してください！」とのroomRの声掛けにフロアも応え、盛り上がっていく。『After Party』ではコールアンドレスポンスでフロアとステージが一体化し、高い熱量を放っていたのが印象的で、スキルフルなラップと、洗練されたステージのパフォーマンスで存在感と実力を示した。

次に登場したのが、Nlis。
おもむろにペットボトルを手に取り、マイクで水を飲む喉ごし音を拾うというファンの中ではお馴染みのコーナーで、「ASMRと書いてNlis（ニーズ）と読みます」と笑いを起こす一幕も。
歌っている時と、トークの時とのギャップでハマるファンが続出中のようだ。
歌唱力を見せつけるように、メッセージ性の高い楽曲を、伸びやかでイノセントな声質でしっとり歌い上げていく。
「今日のためにiyoとのフィーチャリング曲を作りました、iyo準備してるといいな、西川口の時出てこなかったんだよ（笑）」と話すと、iyoが可愛らしい笑顔を見せながら登場し、二人のフィーチャリング曲を披露した。

次のステージでは、この日のために準備したダンスショーケースを披露していく。
Lil Noah×Lil Noahダンサー（RIKAZO,fuuka）を皮切りに、YORO×TEAM YOROダンサー(Kenta,YOHE)、iyo＆Nlisがパフォーマンスを披露し、その後、全員でのダンスパフォーマンスを披露した。
MCタイムになり、ゲストアーティストのK1Xをステージに呼び込むと、「名古屋から来ましたK1Xです。6人全員がダンサーで結成されていて、マイクを持ってまだ1年目なんですけど、宜しくお願いします」と自己紹介を行った。
YOROは、横浜に新しく出来た世界最大級とされる音楽専用のアリーナである”Kアリーナ”でいつかはBLUE SOUNDSを開催するというビジョンを熱く語った。「このシーン盛り上がっていくので、皆いけますか？」と言うと、フロアから歓声が上がる。

K1Xのステージでは、サイファーをするような構成を取り入れて、HIPHOPのスピリットを感じさせたり、ダンサーならではの迫力やグルーヴ感、スキルフルなダンスで圧巻のパフォーマンスを見せつけ、それぞれの個性を生かした、ラップや歌、ダンスでK1Xの世界観に引き込んでいく。
前へ、前へ、という気持ちを感じる、熱の入ったライブに思わず心が熱くなる。
iyoやYOROとのコラボパフォーマンスでも大きな歓声が上がった。
MCでは、1000人規模のワンマンの目標や、SNSで650万回以上再生されるなどの活躍も語り、「SNSでの活動も応援して頂けたらと思います！」と語った。

そのままの勢いで、ステージはLil Noahのパフォーマンスへタイムへと移る。
Lil Noahは「舞台稽古期間中で、BLUE SOUNDSのツアー回らせてもらってます」と自身のパワフルな活動を語る。
『司波光星』という名前で俳優としても活躍しており、BLUE SOUNDSはダンスショーケースやコラボステージなどもあるため、リハ回数もかなり多く、舞台の稽古と並行してツアーを周るというのは、相当な負担がかかっていることが想像されるが、ウィットに富んだトークで飄々と語るところがなんとも彼らしい。
PUZZY!とのフィーチャリング曲を2曲披露し、ダンサーのRIKAZOとfuukaとともに踊るキレキレのダンスパフォーマンスを披露。
『Be:Myself』では、BLUE SOUNDSのメンバーもステージに突如乱入し、皆で一緒に踊る一幕も。
「辛いことがあっても、俺がいるから、着いてこいよ！」と力強くフロアに語りかける。
最後の曲は、iyoとのフィーチャリング曲『2番線のホーム feat.iyo』をiyoと共に歌い上げた。

iyoが「さあさあ！これから俺のライブになるんだけど盛り上がれる人どんだけいるんですか」と声をかけると、歓声と手を上げて応えるフロア。
1曲目『lalala』から、2曲目『Dreaming』になると、K1XのメンバーであるLita、Yuto、Togiが登場しスペシャルバージョンを披露。『feel like』でもK1Xとのコラボを行い、息の揃った、楽しそうなパフォーマンスで、今までイベントを一緒に作ってきた仲間たちとの絆を感じるものだった。
自由人かつ末っ子キャラながら、時々垣間見せるセクシーな眼差しやパフォーマンスに、時折黄色い歓声が上がっていたのも印象的だった。